特集バックナンバー:

ビジネスアイデアの確認

ビジネスアイデアの確認

独立の動機が固まり、ビジネスアイデアも明確になったら、次は起業をする事業分野について調査をしましょう。

これから起業をするにあたって、事業分野の事前調査は欠かせません。 事前調査は、動機固めやビジネスアイデアの明確化と同様に非常に重要なものですが、それは事前に調査をしっかりとすれば、事業運営の計画や戦略が立てやすくなるといった理由からです。

自分が思いこんでいるだけで、実際と事実が異なる場合もありますので、正確な情報を得て、事業が正しい方向に進むように、綿密に調査をすることが大切です。

ビジネスアイデアの確認
今の時代に合ったものか
市場には、「導入期、成長期、成熟期、衰退期」があります。事業を始めるには、導入期から成長期の時点がタイミング的によいといえます。 また、「この商品・サービスは市場で必要とされているのか」、「どのような人が同じ業界で起業しているのか」、「なぜ他の人はやらないのか」と、その都度、自分が始めようとしている事業が本当に求められている事業であるのか、疑ってみることも必要となります。
ビジネスアイデアを実行する資金はあるか
市場のニーズに応えるアイデア、事業であっても、自分で用意できる(計画していた)開業資金枠を超えるような事業は、現実的とは言えません。 また、開業資金や運転資金は、細心の注意と工夫をもって検討する必要があります。
将来性はあるか
将来性のない事業とならないように、将来的な社会動向予測なども考慮に入れ、短期的ではなく長期的な見方を考えましょう。
そのためには、世の中の動向を分析する必要があります。
市場ニーズはあるのか
始めようとしている事業の商品やサービスは、市場の中で必要とされているのか(消費者がいるのかどうか)、また、実際事業を開始して、本当に受け入れられるのかを見極めなければなりません。 つまり、取扱う商品やサービスの市場規模と、需要を調査することが重要です。「いいモノを作れば売れる」のではなく、「売れるモノが良いモノ」という発想の転換が必要です。
本当に実現できるのか
商品やサービスをどのように生産し、販売ルートに乗せていくのか、競争相手は誰か、他社の強み弱みは何か、どうすれば市場で勝つことができるのか、について考えましょう。 つまり、起業を実現(成功)させる方法を見つけなければなりません。
ひとりよがりに陥ってないか
起業する動機として、「とにかく起業したい!」「○○業界には需要がある!」「お金を稼ぎたい」が上げられるでしょう。 しかし、これだけでは、単なる起業願望だけで終わってしまう恐れがあります。そこに、「なぜ、その事業で起業しようと思うのか」「本当に需要のある商品・サービスなのか」といったことに応えられる、具体的な「根拠」があれば、願望を現実に変えていくことができます。
顧客のメリットは何か
「いまの会社では能力が生かせないから」「生きがいが欲しいから」「自由に時間を使いたいから」など、独立の動機は様々ですが、個人的な理由だけではなく、やりたい事業について、「なぜこの事業の商品・サービスを必要とする人がいるか」「商品、サービスによって顧客はどのようなメリット(デメリット)を受けるのか」を理解しておかなければなりません。 事業を行う上で重要なのは、市場が求めるニーズにあった商品・サービスを提供することであり、それは、顧客にとってメリットとなるものであり、市場のニーズ=消費者(顧客)のニーズであることを理解しましょう。
社会のメリットは何か
自分の事業と、社会の発展の間に、何らかの形で接点があることが大切です。成功する事業とは、社会の中に受入れられている事業であり、それは大きな事業・小さな事業に関係なく、社会のニーズに適した商品・サービスを提供できる事業のことです。 そしてそれは、社会にとってのメリットとなるものでなければなりません。ビジネスアイデアが、事業成功の鍵です。時代に即したアイデアを持って、起業をしましょう。
特集バックナンバー: